富山県の高岡市と氷見市の境に二上山がある。大友家持の歌碑もある万葉の里。この麓に私の母校があります。
そして国道が通るこの麓には海老坂峠という峠があり、ここを境に長い坂が続く。
私は毎日、自転車で家から学校まで90分かけて通ったが、この峠は地獄坂だった。
卒業し就職、結婚もし、何十年も経って私は、作詩を手がけた。
今から6年ほど前 【二上坂】 という作品を同人誌に発表したが、この峠を自転車で通った頃の思い出を詩に綴ったものでした。
先日、東京のある作曲家から一本のテープが届いた。
同じ同人の方で曲をつけて、東京の
うた声喫茶・新宿で専属の歌手の方が歌って下さったのである。もちろん作曲家の方は、二上坂の言われも私の体験とも知らない。…私は胸が熱くなった。
森の緑が 美しい
二上坂は 思い出の坂
高校に入学した年は、ちょうど東京オリンピックの開催年。吾が校からも聖火ランナーが出場。母校の傍を小矢部川が流れる。その傍を国道8号線が金沢から富山へとつづく。
この沿道から初めて聖火を見た…。
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