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強い雨が止んだころ・・・。マンション下の方から子どもたちの 歓声が聴こえた。 なにごとだろうか? と例によって、私の 野次馬心がベランダへと急がせた。 すると・・・・ こんなにきれいな虹が出ていたのである。一瞬口が半開きの まま感嘆の声もでないほど、自然の大アーチに見とれていた。 ・・・そして、ハッと我に帰ると、「カメラ、カメラ!」 と心が騒ぎ 出し、気がつけば部屋に戻ってカメラを手にしていた。 2〜3枚シャッターを切った頃には、もう虹は大気に飲み込ま れるように、その姿を消してしまった。 一瞬のかがやき!! それはまた、人の一生のようにも見えた。自然の営みに比べ れば人生なんて、まばたきほどの時間であろう・・・・。 しかし、短い時間だからこそ美しいのだと、虹は伝えに来た のかも知れない。 |